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2010年07月12日

さ・し・す・せ・そ!

和食の決め手となる「さしすせそ」といえば、砂糖、塩、酢、醤油、みその5種類の調味料のこと。

普段何気なく使っていますが、それぞれの持つ特性や使い方は結構奥深く、生かし方ひとつで料理の味が一段と引き立つ。

日本調味料マイスター協会ではそうした調味料の魅力や使い方を正しく伝えられる人材「調味料マイスター」の育成と認定をしています。

2日間の講習で調味料の基礎知識やメカニズム、体への影響や上手な使い方をマスターできます。
最後に終了試験を受けるそうですが・・・

和の調味料のプロの誕生ですね

日本の母として、とっても興味あります・・・




先日、私も「しょうゆ」の勉強会に参加しました。

お話を伺った笛木醤油さんは創業以来伝統的な醸造方法を守り続けている醤油屋です。
杉桶の中でゆっくり時をかけ作り上げる醤油には、まろやかさと自然の香りが生きています。
商品に遺伝子組み換え大豆は使用していません。







お醤油売り場で悩んだこと、ないですかicon60

「特選」とか「上級」とか、値段も種類もたくさんありすぎて・・・

今回の勉強会は、きき酒ならぬ「きき醤油」で、大盛り上がりicon14


最後の種明かしで、全員びっくりの大歓声face08


お醤油のあの味の違いは、なんと旨み成分の違い!

並んだきき醤油の塩分は殆ど同じにそろえてあるのに、塩辛さも味も全く異なって感じる。

それは、醤油に含まれる旨み成分の量の違いでした。

一番右側の透明の液体が入ったカップ、その他の醤油と同じ塩分濃度の水なのに飲み込めないほどの塩辛さですicon196

上質の醤油の、まろやかで深い味わい、自然の香りは大豆のたんぱく質と、昆布や鰹節に多く含まれるアミノ酸の力だったんですね。



醤油をはじめ、味噌も日本人に欠かせない発酵食品です。

「さ・し・す・せ・そ」
調味料もとっても大切な和食の決め手です。

しっかりと学んで、本物を食べることの大切さを感じました。





おうちで作ろう!
甘味材料屋 つるまるsky


  


Posted by つるまる at 09:00Comments(8)メーカー訪問

2010年07月05日

糸寒天・・・


わらび餅と同様、この季節になると大人気なのが

寒天

「棒寒天」、「粉末寒天」も取り扱っておりますが、今回ご紹介するのは

糸寒天です


昨年の6月、お決まりの強行軍「1泊3日、関西方面メーカー訪問」したときのものを詳しく書き足してみました。




関西方面で糸寒天を製造しているのはこちらだけ!









原料の天草を水に晒して洗浄、大きな釜で茹でます。








出来た茹で汁を固めて大きなところ天つきのような型で突き出し、








凍らせた後に天日で乾燥…




そして出来たのがこの『糸寒天』です。


原料は国産の天草だけ。


手間をかけて、時間をかけて、昔ながらの製法を守り続けて作られた「糸寒天」


100年以上の歴史のある工場です。


直接目で見てお話を伺うと作り手の思いもしっかりと伝わりますねー


『つるまる』のお客様にも、しっかりとお伝えしなくては!!


工場内の警備担当のわんこicon111







寒天は「食物繊維の宝庫」

糸寒天は水で簡単に戻して、ハンバーグの生地に混ぜ込んだり、スープの具材として使ったり、サラダや、酢の物にも・・・

夏のメニューにぴったりのレシピも一緒にお届けしていますicon53


おうちで作ろう!
甘味材料屋 つるまるsky   
タグ :寒天レシピ


Posted by つるまる at 09:00Comments(2)メーカー訪問

2010年07月03日

わらびもーち、わらび餅♪

7月を迎え、本格的な暑さに苦しむ今日この頃・・・

夏のおやつの定番といえば

「わらび餅」
つるまるの手作りキットも好調ですが、そんなわらび餅の原料はいったい何icon60


2年前に、メーカーさんを訪問した時の記録ですが・・・

工場見学に行ってきました。

いつもの我が家の旅行スタイル、全工程550キロメートル、14時間、日帰りの旅です。

目的地は、鹿児島県垂水市にある明治8年創業「本葛一筋」の
廣八堂、鹿児島工場です。

午前6時半に久留米を出発、約束の11時に工場到着。



葛根 漢方薬としても珍重され、大きいものは、長さ3m、直径40㎝以上にもなるそうです。写真手前の葛根は90キロ。

葛は、古事記や万葉集の昔から、観賞用や装飾品として日本人の暮らしと深い関わりを持ってきました。

根は食用や漢方薬に、葉は家畜の飼料に、花は民間療法の素材に活用されるなど、葛の有用性には目を見張るものがあります。






蕨の根
蕨の加工は冬のみなので、今年の製品は本日で終了。
と言うことだったので、バタバタ出かけていきました。

葛は原料の10%、蕨においては5%。加工して製品になるのはたったこれだけ!

それだけ手間隙かかるので高級だということです。






工場内の様子

とっても綺麗に整理整頓されており、工場に入るときは白衣、帽子着用、手洗い後エアシャワーを浴びて入室します。

徹底した品質管理、衛生管理、そして社員さんの笑顔がとても印象に残る充実した「工場見学」でした。

これで、沢山の方に、葛や、蕨のことをもっと知ってもらえるように実際に見て聞いたことを伝えることが出来ます。




「つるまる」では、たくさんの工程を経て届いた「わらび粉」を、心込めて小分け、包装しています。




手作りの楽しさと、おいしい笑顔はコチラから
icon51甘味材料屋 つるまるsky  


Posted by つるまる at 09:00Comments(10)メーカー訪問