2008年02月21日
べっ甲のねずみ
『つるまる』の母体である鶴商店のお客様は、長崎県が3分の1ほどあります。
ちょうど、長崎ランタン祭り中に配達に行ったKさんが誕生日のプレゼントにと買ってきてくれた、べっ甲でできたねずみです。
べっ甲とは
べっ甲とはタイマイの甲羅を利用した加工工芸品のことです。
タイマイは熱帯産のウミガメの一種で、体長1mに及ぶ大きなものもいます。タイマイの甲羅は糸のこなどで型打ち・型切りされ、削られていき、そのパネルを張り合わせることで加工していきます。
張り合わせは高い技術を必要とします、万力や金板を使って熱を加えて行う加工のなのですが、この張り合わせや精緻な彫刻に特徴がある技術を『べっ甲細工』と呼びます。
(べっ甲…英語ではTortoiseshellと呼ばれます。)
なぜ、ねずみなのか・・・ 私の干支なんですが・・・
『つるまる』の鶴と亀っておめでたいものの代名詞みたいなものだし、ねずみと言うのも縁起が良いし・・・
大切に使わせていただきます。
楽しく作って、美味しく食べるを応援します
甘味材料屋 つるまるsky